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ヨードチンキ、またはルゴール液を使って水を殺菌する方法

山中や、被災地などで、川や池から水を確保しなければならず、特に水が汚染されている恐れがある場合、水を殺菌する必要があります。蒸留するなど、殺菌する方法は多々ありますが、一番簡単な方法は、市販されている希ヨードチンキか、ルゴール液を使うことです。


ヨードチンキは、ヨウ素、ヨウ化カリウム、エチルアルコールが成分の外用殺菌剤です。日本で希ヨードチンキとして市販されているものは、100ml中、ヨウ素3g(3%)、アルコール73.4ml(57.6%)のようです。この場合、水1リットルに対して、スポイト3~6滴が目安です。


ルゴール液は、ヨウ素、ヨウ化カリウムを水に溶解させた、口やのどに湿布する医薬品です。アルコールが入っていない分、服用にはより安全であると言えます。日本では、ヨウ素1%、ヨウ化カリウム3%、グリセリン47%のものが市販されているようです。この場合、水1リットルに対して、スポイト10~20滴が目安です。


どちらを使用するにせよ、注意して成分表を確認し、ヨウ素の量を基準に分量を決めてください。目安は、100ml中、ヨウ素1%の場合、水1リットルに対して、スポイト10~20滴です。ヨウ素の入った水は薬の味がしますので、少ない方が飲みやすいです。水のきれいさと、個人的な好みを考慮してください。ただし入れ過ぎは禁物です。



用意するもの


水筒:ハイキング用のポリカーボネート製のプラスチックボトルか、金属製のものがベストですが、ペットボトル等、入る水の分量がわかれば何でも大丈夫です。浮遊物を濾過するためにはもう一つ必要になります。


希ヨードチンキ、またはルゴール液:成分表を良く読んで分量を確認してください。


スポイト:分量を量るのに使います。普通はヨードチンキ、またはルゴール液のボトルのキャップについていますが、無い場合、別に求める必要があります。


:水を採集する際、汚染水を避けるために、出来るだけ濁っていない水を、川など、流れのある所から採りましょう。ただ、水が濁っていなくても汚染されていないとは限りませんので注意が必要です。



手順


1)水を採取する。水筒を斜めに傾けて水の中に入れ、出来るだけ表面から採りましょう。いっぱいになったら取り出し、浮遊物が少ないことを確認します。少しの浮遊物ならば大丈夫ですが、多い場合は、場所を変えてやりなおし、どうしてもだめな場合、ガーゼやシャツなどを水筒の口に当て、もう一つの水筒に入れ替えて濾過しましょう。


写真1:http://www.instructables.com/id/How-To-Purify-Water-Using-Iodine-Tincture/


2)スポイトを使ってヨードチンキ、またはルゴール液を水に入れます。ヨウ素1%のルゴール液を使用する場合、流れのある川から採取した、きれいな水ならば、水1リットルに対して10滴、水が濁っていたり、流れのない所から採取したならば、水1リットルに対して20滴入れましょう。


3)蓋をして5分待ちます。


4)水筒の蓋と、飲み口を殺菌します。蓋を閉めた状態で水筒を逆さまにして、ゆっくりと蓋を開けていきます。蓋のふちから水を少し漏らしたら、蓋をまた閉めます。


写真2:http://www.instructables.com/id/How-To-Purify-Water-Using-Iodine-Tincture/step5/Thread-the-Bottle/


5)さらに30分待ったら殺菌完了です。



instructables に追記して転載 http://www.instructables.com/id/How-To-Purify-Water-Using-Iodine-Tincture/

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